大きくなくても、まずは一歩から。2人目出産後、ブランクあり専業主婦から再就職を決められた理由

2人目の妊娠中、在宅ワークでライターを始め、ブランクを経て再就職をした白井さん。紆余曲折もあった中で、いまは2人のお子さんを育てながら、好きな仕事をできているのだとか。彼女が専業主婦から第一歩を踏み出せるきっかけは、何だったのでしょう?


専業主婦から在宅ライターへ

東京で生まれ育ったのですが、25歳で結婚し、同時に3年間務めた仕事を辞めて、夫の勤務地である九州へ引っ越ししました。

九州では、子どもが欲しかったこともあり、就職はせずにボランティア活動などを行っていて、一人目出産後は子育てに専念していました。

二人目を妊娠中のときでした。「また一人目の乳児期のように、赤ちゃんが寝ている時間に雑誌を読んだりドラマの録画を見たりして過ごすのかな…」と思うと、なんだかもったいない!と感じました。そこで、「空いている時間を使って在宅でできる仕事ってないのかな?」と、ネットで色々検索するように。

国際協力の業界にずっと携わっていたので、同じ業界で何かできることはないか?

英語が比較的得意だったので、翻訳などはできないか?

まずはこの視点から探したのですが、空き時間にできる在宅の仕事で、特に翻訳の経験があったわけではない私が、応募できそうなものは見つかりませんでした。

ならば、業界はとくにこだわらず、在宅でできそうなものは何か?と選択肢を広げてみると、ウェブライターの仕事などかあることがわかりました。そこで、まずは業務委託のコラムライターに応募して、自分の腕試しをしてみることにしたのです。これが、産後数ヵ月後のことでした。

ライティングの仕事はどれだけ疲れていても苦にならず、文章を書くということが自分に合っていたようで、赤ちゃんが昼寝中などにコツコツ作業をすることがストレス発散になりました。

しかし、当時のコラム執筆の仕事は、今振り返ると「とにかく量産」というSEOライティング的な仕事。自分の書いた記事に対してフィードバックがもらえるということはなく、「果たしてこの書き方でいいのか?このまま続けてスキルは上がるのか?」という疑問を持つようになりました。

そして、ちょうど契約更新のタイミングもあったということもあり、別の仕事を探すようになりました。この時点でもう「未経験」ではなかったことが大きく作用し、選択肢はぐっと広がった印象でした。

そんなときに出会ったのが、ニュース記事を執筆するという仕事。フィードバックをもらえる環境でもありそうだったので、オンライン面接をし、こちらで業務委託契約を結ぶことになりました。

「私にも、今からでもできるはず」

ニュース記事のライティングは、ネタ探しから執筆までを行うというものでした。慣れてきた頃には、メール取材をもとに取材記事を書くことにも挑戦するように。

この頃には、子どもが寝ている時間の作業が本当にあっという間で、起きてくると「あー、もっとやっていたかったのに!」ともどかしく感じるほどになっていました(笑)。

2年ほど業務委託のライターとして働いてみて、そんな自分を客観的に見たときに、「もっとやりたいなら、本格的にスキルアップを目指して就職してみようかな」と思うようになりました。

一番のきっかけは、大学時代の同期と久しぶりに集まって感じたこと。私以外はみんな、バリバリ働いているメンバーです。独身の子も、既婚の子も、子持ちの子も、みんな仕事の話をすると楽しそう。

「うちと同じくらいの子どもがいてもバリバリ働いてるんだ…それなら私にも、今からでも何かできるはず」

そんな風に決心した翌日から、就職に向けて動き出しました。

しかし、考えなければならないこと、やらなければいけないことは盛りだくさん。上の娘はまだ幼稚園なので15時頃には帰宅するし、下の息子は2歳。そもそも自宅の近くに2歳から入れる保育園はあるのか?いつ入るとして、いつ申し込めばいいのか?など、わからないことばかりでした。

初めての保活でしたし、競争率の高い2歳からの入園という厳しい状況だったので、とにかく調べたり役所に電話して聞いたりと、何かと大変。家事、育児、ライターの仕事、全てこなしながらでした。

この、「保育園も決まっていない」「就職先も決まっていない」時期が一番精神的にきつかったですね。周りには専業主婦が多く、相談できるのはワーママである姉ぐらいだったこともあり、夜な夜な姉に電話して、泣きそうになりながら話を聞いてもらったこともありました。

とにかく早く本格的に仕事を始めたかったので、可能性のある求人にはどんどん応募していきました。しかし、専業主婦歴が長く、大したスキルがあったわけでもないので、まず面接に進むことが難しく、こんなにも門が狭いのかとくじけそうになったこともありました。

ですので、面接に進めた時には、準備はしっかりして臨みました。面接対策にかなり時間をかけたと思います。この面接対策は、結果的にすごくプラスになりました。自分のキャリアビジョンを改めて考えることができたからです。

「ウェブライティング、ウェブディレクターの仕事で経験を積み、ゆくゆくは国際協力関係の団体でウェブディレクターや広報の仕事に就きたい」そんな風にビジョンが明確になってからは、面接にも自信を持って臨めるようになっていました。

現在、そして家族の変化

そんな中、ご縁のあった会社で働けるようになり、保育園も二次申請にすべりこみセーフで申し込んだ結果、無事に決定。ほぼ在宅勤務なので、娘が15時に帰宅した後も仕事を続けらるなど、今の生活のなかでうまく調整ができています。

働く前は、「子どもがまだ小さいから仕事は無理」と考えていて、なんとなく子どもを理由・言い訳にしてしまっていたように思います。「本当は働きたいのにな」と思いながら育児に向き合っている自分も嫌でした。

ですので、今はスッキリした気持ちです。子どもは園を楽しんでいるし、朝・夕方以降は以前よりもバタバタですが、その分メリハリもあります。平日あまり一緒に遊べない分、土日たくさん遊ぼう!と思えるようにもなりました。

「なんでもう起きてきちゃったの、もっとやりたかったのに!」なんてイライラしていた私。もっと早くこうしていれば良かった。本当にそう思います。

夫はというと、急に「就職する」と言い出した私に戸惑いながらも、おそらく「こいつ本気だな」と悟ったのか、夫が在宅勤務の日には登園を分担したり、苦手な洗い物を率先してやってくれたりと、だんだんと協力的に。
今では、「これ、やってくれてありがとう」と伝える機会が増えました。夫には少し負担をかけてしまっているけど、ごめんなさいではなくありがとうを伝えるようにしています。

再就職を思い立ってから約3カ月のスピード就活でしたが、春までに絶対決める!という強い気持ちがあったからこそ乗り越えられたと思います。

「子育てが落ち着いたら再就職しようかな」と思っている人も多いかもしれませんが、子育てなんていつまでもきっと落ち着かないので、思い立った時に行動すべきだと思います。
また、専業主婦が働き始めようと思ったら、既述の通り、たくさん壁があります。まずは今のうちから少しずつでも何か再就職にプラスになることを始めてみることをおすすめします。
在宅ワークを少しずつやってみたり、資格などの勉強をしてみたり……そういった種をまいておくことが、いざ再就職活動を行う時に必ず役に立つと思います!

「始めてみて、無理なら辞めちゃおう」ぐらいの気持ちの方が、意外と長続きすることってありませんか?初めてライターの業務委託を始めたときの私はまさにこれでした。でも、始めたから、今があるんです。

大きな一歩ではなくても、小さな一歩から始めると、その先の可能性はぐっと拓けていくのだと思います。


専業主婦からライターへ転身した白井さんのエピソードは、産後の再就職に悩む多くの女性に対するエールだと感じました。

「始めたから、今がある。」

この言葉に私たち編集部も強く共感します。Mrelationsでは今後も働くママや妊娠中の女性のリアルをお届けしながら、女性たちをエンパワーメントしていきます。

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