子育てママの転職に重要な自己分析-Career for mother-

ママが転職したいと考える時にとても重要なのが、自己分析です。働くママを取り巻く条件はとても多く、そこにばかり目がいってしまい、実は自己分析が十分に出来ていない方はとても多いなと感じています。

例えば…

・子どもを何時には迎えに行きたい

・夫が育児できる時間や頻度はこのくらい(だから自分はこの条件で働かなければ)

・急なお休みにも理解のあるところが嬉しい

・家庭のために年収はこれくらいは欲しい

自分以外の事情が絡むことが多いゆえに、優先順位を決められない。でも条件はなくせない。「果たしてすべてを満たす仕事なんてあるのか?」といった考えが、頭の中をぐるぐる回ります。

するといつの間にか「自分は何がやりたいんだっけ?」「自分は何が好きで何が得意なんだっけ?」といった、転職で必ず考えて欲しい要素がぽっかりと抜けてしまいます。これではいざ転職活動を始めたとしても、求人企業に上手くアピールできず、さらには選考を進んでも迷ってしまい、転職活動が難航する場合が多いのです。

そのため、私がオススメしたいのが、以下のワークをやってみることです。

(1)紙に四角い枠を3つ作り、それぞれに「やりたいこと」「できること」「やりたくないこと」というタイトルを付けます

(2)3つの項目を埋めてみてください。

このときに、何か1つに絞らなければいけないと考えず、思いつく限り書いてみてください。何日かかってもかまいません。書くうちにだんだんと「そういえば自分はこれが好きだったんだ」「こういう経験をしてきたなぁ」といったことを思い出していくはずです。

「やりたいこと」と「できること」は実は違います。でもこの2つをごちゃまぜにしてしまっている人がとても多いと感じています。

「できるからやりたい」ではなく、こういう経験をしてきたからこれは「できる」、でもそれを活かしてこれからはこういうことが「やりたい」と分けて考えられるとスッキリと整理しやすくなります。

また、「やりたくないこと」をたくさん書き、それを見直してみることで、自分に合っていない会社、仕事内容を明確にすることが出来ます。その中で「どうしてもこれだけは絶対にやりたくない」ラインと「これはそんなにやりたくないけど、条件次第で多少ならやってもいいかな」ラインも明確にできるとさらに良いでしょう。

自分を取り巻く事情とのバランスでついつい我慢してしまいがちですが、「絶対にやりたくない」ラインの仕事を選んでしまわないことも、長く仕事を続けるためにはとても重要なのです。

転職はご自身の人生にとってとても大切な決断。だからこそ後悔のないように、時間を見つけてしっかりと自己分析をしてみてください。

Career for motherのコラム第一回目はこちらから!

【著者プロフィール】

松栄友希(東京都・35歳)
XTalent株式会社 執行役員

新卒で人材系企業に入社。マーケティング、デザイン、ライティングを担当。 その後化粧品会社を経て、2011年株式会社リブセンス入社。転職既存事業のグロース等を担ったのち、2つの新規事業立ち上げを担当。ITエンジニア向け転職サイト「転職ドラフト」の立ち上げプロダクトマネージャーでもある。またリブセンスでは、子育てするママパパが働きやすくなる様々な制度を提案し実現。 2019年9月withworkを運営するXTalent株式会社に執行役員としてJOIN。子育てしながら働くママパパが抱える課題に向き合い、様々な事情や考え方を持つ様々な人が、自分の望む人生を歩める多様な選択肢が持てる社会にしたいと考えている。