出産前に考えたい女性のキャリアとは-Career for mother-

こんにちは。転職サービス「withwork」を通して多くの働くプレママ・ママの方の転職支援をしています、松栄友希(まつばえゆき)と申します。

プレママ・ママのみなさんから「出産後もキャリアを伸ばし続けるためにはどうすればよいのでしょうか?」という相談をよく受けます。新卒や就活生の女性からもこの質問を受けることが多く、若い女性にとって大きな悩みになっているなと日々感じています。

さて、「出産後もキャリアを伸ばし続けるためには何をすればよいか」の答えとしては、残念ながら万人に当てはまる「これさえしておけばよい!」という方法はありません。それぞれの所属企業や職種、環境、ご自身の性格や考え方など様々な要素によって変わってしまうからです。

ただみなさんにおすすめできることは、しっかりと内省することと、自分にあったスキル習得の方向性を考えること。

スキル習得の方向性は大きく分類すると

・何か1つの専門分野を高め、武器にしていく

・様々なスキルを身につけその掛け算で希少性を上げていく

の2パターンが上げられます。

突き詰めたい分野が見つかっていたり、何か一つのことを突き詰めたい性格であるのか。それとも新しいものに挑戦するのが好きで様々なスキルを身に着けていきたいと思うのか。

確定させておく必要は必ずしもありませんが、今時点では自分はどうしていきたいと考えているのかをそのときそのときで明確にしておくとよいです。(もちろん将来「この仕事が好き!」というのが見つかれば方向性を変える、などはとても良いことです。確定させることで自分の道を狭めて苦しくなってしまうこともあるので、「今時点ではどう思うか」といった視点で考えてみるのがおすすめです。)

また、将来昇進して管理職になりたい思うのであれば、出産前に軽くでもマネジメントを経験しておくほうがオススメです。いわゆる女性の「キャリアの前倒し」です。

もちろん、出産した後も管理職層へ昇進できる会社はありますが、今はまだ少数派と言わざるをえません。時短など制約のある働き方では昇進は停滞してしまうことが多いのです。

ただ一方で、大企業ゆえに20代でマネジメントは経験できない、という場合もあります。その場合は、プロジェクト単位でマネジメントを経験できないかや、出産前に転職をするのはどうかなど検討してみても良いのではと思います。

大切なことは、自分が「好きだな、楽しいな」と思える生き方を考えることです。世の中一般の「こうあるべき」像から考え自分を苦しめてしまわず、自分の心と向き合いながらキャリアを考えてみてください。

【著者プロフィール】

松栄友希(東京都・35歳)
XTalent株式会社 執行役員

新卒で人材系企業に入社。マーケティング、デザイン、ライティングを担当。 その後化粧品会社を経て、2011年株式会社リブセンス入社。転職既存事業のグロース等を担ったのち、2つの新規事業立ち上げを担当。ITエンジニア向け転職サイト「転職ドラフト」の立ち上げプロダクトマネージャーでもある。またリブセンスでは、子育てするママパパが働きやすくなる様々な制度を提案し実現。 2019年9月withworkを運営するXTalent株式会社に執行役員としてJOIN。子育てしながら働くママパパが抱える課題に向き合い、様々な事情や考え方を持つ様々な人が、自分の望む人生を歩める多様な選択肢が持てる社会にしたいと考えている。