ワーママ転職における面接のポイント-Career for mother-

仕事や家事、そして育児で忙しいママにとって、転職活動にかける時間を確保するのはなかなか難しいもの。ですがしっかりと準備をしておかなければ、結果にはなかなか結びつきません。

そこで今回は、ワーママの転職活動における転職市場の状況や、面接のポイントをご紹介します!

時間の制約があるママの転職市場

時短勤務や何らかの時間制約(※)を希望するママの転職活動は、正直に言うと、普通の転職活動よりも難しい面があります。

※「始業時間を前倒しする分、夜は早くあがりたい」、「残業は基本難しい」など

多くの場合、時短でも応募ができる求人は、フルタイムでも応募を受け付けています。そのため、転職希望のママが採用枠を取り合う競争相手は、フルタイムの人であることも多いのです。

つまり、フルタイムの人よりも「時間制約があるあなたを採用したい」と企業側に思ってもらう必要があるということ。

せっかく時間を作って転職活動をするのであれば、できるだけ失敗はしたくないもの。しかしママの転職支援をしていると、下記のような面接の失敗例もよく見かけます。

・会社や事業のことをあまり調べてきておらず、適切な受け答えができない

・働き方についてしか質問がない(会社や事業、仕事内容に関しての質問がない)

・志望理由が、働き方に柔軟性があることのみ

・時間制約があることを申し訳なく感じ、積極的にアピールができない

そこでよくある失敗例をもとに、面接時にしっかりと準備してほしいポイントをご紹介します。

ワーママ転職における面接の失敗例① 面接の準備不足

よくある失敗例の1つは、時間がないために面接の準備が不足していること。私もいちママなので「仕事に育児に家事に…」と時間がないことはとてもわかります。ですが面接を受けるのであれば、なんとか時間を作って、しっかりと準備をしましょう。面接で落ちてしまうと、面接を受けたこと自体が無駄になります。

そのため以下の項目は面接前に必ず調べ、自分で誰かに説明できるくらいまで頭に入れておくのがポイント。

・会社のミッション、ビジョンは?

・どのような事業をしているか?

・その事業をどのように伸ばそうとしているか?

・競合企業はどこか?競合企業との違いは何か?

・何を大事にしているカルチャーか?

・どんな人が働いているか?

ワーママ転職における面接の失敗例② 自己アピールの準備不足

次の失敗例は、自己アピールの準備不足です。企業は「自社で成果を上げてくれそうだとイメージできる人」を採用したいと思っています。

これはあくまで私の意見ですが、自社で成果を上げてくれそうな人というのは「事業や仕事内容に熱意があり、これまでの経験が活かせそうな人」だと思います。

つまり志望理由としては「事業を伸ばしたい」「その仕事がしたい」という内容が望ましいですね。面接時には事業や仕事内容に対する質問もしてほしいところです。

そのため面接を受ける前には、必ず以下の項目について書き出して、しっかりと準備をしましょう!

・自己紹介(1〜3分程度で)

・志望動機

・その会社にどのように貢献できると考えているか?

・3年後どのような姿になっていたいか、そのためにはどう努力したいか

・会社や事業、仕事内容についての質問を3〜4個

ワーママ転職における面接の失敗例③ 時間などの制約を後ろめたく考え過ぎてしまう

最後は、「必ずこの時間には帰りたい」「時間制限があるなかで働くことが申し訳ない」と感じてしまう“後ろめたい気持ち”を抱え過ぎてしまうことです。もちろんその想いはわかりますし、帰らなければならない時間はあるため、面接時に話さないでくださいとは言いません。時間制約を伝えることはとても大切です。

ですが重要なポイントは、まずはしっかり自分をアピールして、フルタイムを含む他の応募者よりもあなたを採用したいと思ってもらうこと。

もしエージェントを利用しているのであれば、時間制約はエージェントからしっかりと伝えてもらい、面接では自身のアピールに全力を尽くしましょう。エージェントを利用せずに自分で応募している場合は、できるだけ先に意欲や経験をアピールし、面接の最後に働き方の条件面を確認しましょう。

会社までのアクセスを調べ、出社なら何時から何時、在宅なら何時から何時で働けるのかや、どうしても必要な時に残業が可能かどうかも明確に答えられるようにしておきましょう。

ちなみに時間制約があることは、一次面接の時点から伝えておく方が、あなたにとっても企業にとってもwin-winです。

今回は、忙しいママが転職活動をする際に知ってほしい面接時のポイントをお伝えしました。まずは「事前に応募する企業や事業内容を念入りに調べ、話すことをしっかりと準備し、面接では明確にアピールする」ということを念頭において、転職活動に挑みましょう。ぜひ頑張ってください!あなたの転職活動を応援しています。

Career for motherのコラム第一回目はこちら、第二回目はこちらから!

【著者プロフィール】

松栄友希(東京都・35歳)
XTalent株式会社 執行役員

新卒で人材系企業に入社。マーケティング、デザイン、ライティングを担当。 その後化粧品会社を経て、2011年株式会社リブセンス入社。転職既存事業のグロース等を担ったのち、2つの新規事業立ち上げを担当。ITエンジニア向け転職サイト「転職ドラフト」の立ち上げプロダクトマネージャーでもある。またリブセンスでは、子育てするママパパが働きやすくなる様々な制度を提案し実現。 2019年9月withworkを運営するXTalent株式会社に執行役員としてJOIN。子育てしながら働くママパパが抱える課題に向き合い、様々な事情や考え方を持つ様々な人が、自分の望む人生を歩める多様な選択肢が持てる社会にしたいと考えている。