家事の43%を占める!?「考える家事」や「名もなき家事」について夫婦で考えてみよう

家事というと何を思い浮かべますか?「料理、掃除、洗濯」大体の人がまずこの3つをあげるのではないでしょうか?しかし、最近は「名もなき家事」や、「考える家事」という、今まで家事と認識されていなかった家事が注目を浴びています。

名もなき家事

「名もなき家事」については、2017年に大和ハウスが調査レポートを発表し、大変話題になりましたので、ご存知の方も多いかと思います。

共働き夫婦の「家事」に関する意識調査
上記の調査データ

上記の調査では、30項目の「名もなき家事」を挙げ、夫婦それぞれに、その項目を「家事と認識しているか」「実行してるか」等の実態を調査しています。

30項目はそれぞれ、「整理整頓」「補充」「取捨選択」の3つにわけられます。①散らかったものをもとに戻すのは「整理整頓」
②トイレットペーパー等の生活必需品の「補充」
③書類や郵便物を仕分けする「取捨選択」

一見たいしたことないように思うかもしれませんが、家族で生活を営んでいると、こうした「名もなき家事」のタスクがひっきりなしに舞い込んできますよね。

考える家事

では、「考える家事」とはなにを指すのでしょうか。
10秒献立レシピアプリ「タベリー」による「家事シェアの実態調査」 によると、

『「献立を考える」「掃除の工程を考える」「毎月の支出を考える」「毎月の貯金額を考える」といった家庭における目に見えない頭で考える家事』で、なんと一日の女性の平均家事時間の内、「43%」を占めているというのです。

しかし、この「名もなき家事」も、「考える家事」も、やっている当事者以外は家事と認識していないことも多いようで、それが夫婦間の家事負担割合の認識の差となって現れているようでした。

前述の大和ハウスの調査によると、多くの妻は、家事負担割合を9:1と思っているが、夫の多くは3:7と認識しているとのこと。

Mrelationsでも、セッションに参加してくださった皆様に、夫婦の家事育児負担割合とその内容について、毎回セッションシートに記入してもらっています。

その結果を見てみると、参加者の家事育児の負担割合の平均は「妻63%」「夫33%」。

大和ハウスの調査に比べると、セッション参加者の夫側も負担割合が高くなっていますね。

内訳をみてみると、妻側の家事育児の内容で最も多いのが「子どものお迎え、料理」で参加者の約65%が担当しています。

ということは、「考える家事」である「献立を考える」も妻側が行っている可能性が高いということかもしれません。

また、過去のセッションではこんな話題もあがっていました。

「子どもに関するスケジュール管理も自分(妻)がやるけど、その家族全員のスケジューリングの負担も大変なことを理解しているのかな、って思うことも。」

「長男を小学校受験させたのは、夫が自分の母校に行かせたいと言ったからだった。でもそこから実際の受験までの流れ、日々子どものモチベーションをあげる、などは一切関わってこなかった。」

「家事負担が重いので、外部サービスを活用したいが夫の理解が得られない」

他にもたくさんの認識されていない「名もなき家事」「考える家事」が、生活の中にたくさん潜んでいるのではないでしょうか。

ひとつひとつは、一見たいしたことがなくても、同時並行でそれらをひとりでこなし、かつそれがパートナーには全く認識されていないとなると、物理的にも精神的にも負担が大きくなりますよね。

夫婦で「家事」について話し合おう

家事育児の負担について、「パートナーもよくやってくれてるとは思うけど、なんとなくモヤモヤする」「自分の負担をパートナーが軽く見ている気がする」という人は、この「名もなき家事」「見えない家事」について一度話し合ってみるといいかもしれません。

しかし突然パートナーに「家事分担について話し合おう!」と言うと相手もちょっと身構えてしまうかも…。

そこで話し合いのきっかけづくりとして、先日インスタグラムを中心に話題になったママリの「#家事ビンゴ」を使ってみるのもオススメです。

ママリ 家事ビンゴより 

遊び感覚でお互いにやってみて、認識されていない家事を見える化すると楽しく話し合いができるかもしれませんね。これを夫婦で話し合うきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

このように夫婦で「家事」に関する認識の差を見つめ直し、外部サービスの活用なども視野に入れながら、お互いに納得の行くかたちでうまく負担を分散・連携していけるとよいですね。