こんにちは!Mrelationsのmaiです。過去2回にわたり、お送りしてきたセミナーコラムも今回が最後です。
最後は盛りだくさんでお届けします!
まず、編集部の羽田さんによる講演です。
「共働き夫婦が子育てしやすい「企業の制度」って?」
こちらは日経DUALで実施した共働き子育てしやすい企業2019の結果から、子育てしやすい企業の制度のご紹介でした。
印象に残った制度は「保活支援」でなんと、保活バックアップしてくれるサービスなんだそうです!そんな制度がある会社もあるんですね!産前産後の体調も万全ではない時期に、役所に何度も足を運んで情報収集したりするのは大変ですからこうしたバックアップがあると安心ですよね。
また、共働き夫婦が子育てしやすい企業の共通点は、きめ細かい「復職面談」だそうです。具体的には、復職面談を産休前、育休中、復職直前、復職後と何回にも分けてきめ細かく実施しているのだそう。
確かに、状況は刻一刻と変わるし、子どもを産んでみて初めて分かることもたくさんあります。産休前の見通しと変わってしまう部分も多々あるし、復帰してみて分かることもあるので、きめ細かく状況を見ながら相談できると安心ですよね。
未就学児の「習い事」どうする?
次に「未就学児の「習い事」どうする?」
こちらでは、未就学児に人気の習い事と、共働き家庭が未就学児から習い事を始めるメリットをお話くださいました。
我が家はずっと長女に公文をやらせるか迷ったまま、小1になってしまったのですが、公文を学童が終わった後、親が帰宅するまでのつなぎにするというのは目からウロコでした。
しかし、公文といえば結構な量の宿題を毎日子どもにやらせなければいけないのがネックになりがちですが…学童のつなぎに公文を使うほどお忙しい羽田さんのお家ではいつ宿題をやらせているのでしょうか。
セミナー終了後に個別に聞いてみたところ、羽田家では食後に勉強タイムを設けて、羽田さん自身もそこで一緒にお仕事をするそうです。
子どもたちが勉強している間は、親もテレビやスマホを見たりせず皆で勉強タイムにすることを未就学児のうちから習慣化しているそうです。
おかげで小学生になってもスムーズに勉強タイムをとれているとのことで、早速取り入れていきたいなと思いました!
育児の限界あるあるエピソード
編集部による講演の後は、参加者による交流会。6人前後のグループに分かれ、まずは「育児は限界!と思ったエピソード」を交えた自己紹介をしました。
皆さんそれぞれの限界エピソードがあがる中、とあるパパさんの
「夜の育児を交代でしているが、自分の担当の時に娘が数時間何をしてもずっと泣き止まない時期があってつらかった」
というエピソードが印象的でした。数時間泣き続けられてもママに投げ出さずに自分の担当を全うするなんて素晴らしい!!と拍手を送りたくなってしまいました。
また、2人の子を持つママさんが、
「上の子優先にしたいと思いつつも、下の子にまだまだ手がかかるので中々できない、自己主張が出てきた上の子の相手をするよりも、下の子を世話するほうが気が楽に感じてしまう」
というエピソードをお話されていて、私も同じような悩みをずっと抱えているので思わず「すごいわかりますー!!」と激しく共感してしまいました。
復職後の働き方は、時短?フルタイム?
会場全体では、時短・フルタイムともにいらして、半々くらいでした。それぞれの不安点などをグループワークで話していると…
時短勤務希望の方は
「時短にしてやっとフルタイムの定時に帰れる。フルタイムでは到底子育てと両立できない」
「通勤に二時間以上かかってしまうので、時短にしないと保育園のお向かえに間に合わない」
等の事情でやむなく、という方が多かったのが印象的です。
会場には育児休業中のパパもいらっしゃいましたが、どうしても女性の方が長期の育休をとる事が多い中で、育休中に育児負担が女性に偏り、復帰の際も時短を選ばざるを得ない状況になってしまう事が多いのかな、と感じました。
更に驚いたのは、フルタイムでの復職理由が…
逆に時短勤務を会社に希望したところ、「時短にしてもいいけど報酬が減るだけで仕事内容は変わらない」といわれてやむなくフルタイムで復帰…
という方もいて、まだまだ仕事と育児の両立をとりまく環境は厳しいな、と肌で感じます。
今回参加させていただき、レポートにも書ききれない気づきがたくさんありました!それぞれ業種や境遇は違えど、同じ復職を控えた方々と悩みを話し合うことによって、共感したり、解決のヒントがみつかったり、とても有益な時間に。
Mrelationsでも引き続き、毎月開催している「Woman Morning Session 」、本メディアを通して、育児と仕事の両立のナレッジシェアをしていきたいと思います。